コンドロイチン効果効能ガイド

コンドロイチンの正体

発見

コンドロイチンは、すでに今から150年も前に発見されていました。1861年、ドイツの化学者フィッシャーが、牛の軟骨の中から軟骨成分として発見していたのです。しかし、発見当時は、その物質が体にとってどんな役割を果たしているかはよくわからないままでした。

それは、コンドロイチン自体の構造があまりに複雑なためで、その後もしばらくは正体不明の物質とされていたのです。現在のように、生命の維持にとって重要な役割を担っているというような認識はまるでありませんでした。

コンドロイチンが、タンパクや核酸とともに重要な生命物質の一つとして注目されはじめたのは、そう古い話ではありません。発見後90年を経て、コンドロイチンには硫酸基という酸基が結合物質として存在し、この硫酸基が生命維持に重要な役割を担っていることがわかってきたのです。

特に、動物性のコンドロイチンについては、つねに硫酸基と結合して存在することも確認されました。そのため、正式な名称として使用される場合、コンドロイチンはコンドロイチン硫酸と呼ばれることが多いのです。

コンドロイチンの研究が進むと、まず1930年ごろに日本人によって頭痛に効果があることが発見されました。そして、硫酸基の発見で体にとって重要な物質であることが認識されて「第3の生命物質」とまで呼ばれるようになると、さらに研究が進みました。その結果として、関節炎や腰痛など痛みを伴う関節に関する病気に効果があることがわかったのです。そして1955年、コンドロイチンは初めて医薬品として発売されるに至りました。